髪の毛より細い世界最小スプリングは、日本企業であるファインパーツの"ものづくり"から生まれました。
"ものづくり"
とは、職人が手間隙をかけ、完璧な仕上がりを目指してその仕事に精魂を込めるという、日本人特有の「製造に対する取り組み姿勢」をも含む言葉です。
さらなる小型化、精密化を考える世界中のメーカーの要請を受けて、私たちファインパーツの挑戦は今日も続きます。
コイリングマシンさえあれば世界最小のスプリングが製造できるというわけではありません。
そこには機械を微妙に調整しながら使いこなす技術者の腕が不可欠。
さらに、コイリングマシンの心臓部である"芯金"などの部品は1つずつ手作りで削りだしたもの。
外径0.06mmのスプリングの内径を形づくる"芯金"のサイズを想像してみてください。
その高さは0.028mm以下であり、機械では決して成し得ない微細な加工が求められます。
このようなさまざまな匠の技術が結集して、ファインパーツの製品は完成します。
スプリングの内径により"芯金"のサイズが決まります。
100台以上あるコイリングマシンはすべて、線径0.2mm以下の極小サイズ用です。
ー ご提案・対応力 ー
ご希望のコンタクトプローブの性能(荷重・耐久等)と、構成部品(プランジャー・バレル等)の寸法をお聞かせください。長年の経験から得たノウハウを駆使し、最適な設計を原則翌営業日までにご連絡いたします。
ごく少量の試作品から大量生産まで、どのようなオーダーにも対応。100台以上のコイリングマシンを導入し、最大で月産7,000万本の生産能力を実現(ボールペンチップ用を含む)。1本のスプリングに職人の技が込められています。
社内にてニッケルメッキと金メッキが可能です。外注メッキに要する時間を削減できるので、大幅な短納期対応を実現します。
クラス10,000のクリーンブース内にて行われる最終検査では、外観はもちろん、各寸法や荷重の測定を厳格に行います。また、トレーサビリティの徹底により、工程の一番最初までさかのぼることが可能です。